オクラは成長が早く背が高くなりがちですが、家庭菜園ではコンパクトに育てたいことも多いと思います。
私の菜園では3月に種まきをした丸オクラのまるみちゃんが40㎝ほどに成長し、一番花が咲きました。
私が行っている密植栽培の様子は、以前にブログでご紹介しました。
今回はその続編になります。
このブログは、密植栽培を行っている丸オクラの一番花が咲くまでの成長過程について書いています。

家庭菜園丸オクラの育て方
オクラは、本来1.5~2mほどの高さになることが多いですが、育て方で低く育てることも出来ます。
丸オクラの成長過程
通常のオクラと比べて、丸オクラは柔らかく、ねばねばが強いことが特徴です。
また、背丈についても少し低めに育つようです。
まーちゃんガーデンの栽培記録を報告します。
3月6日に種まきをしました。
●日当たりの確保
オクラは日光を好むため、日当たりの良い場所を選びました。
●水は控えめに
発芽後から生育初期は、乾燥に注意して土の表面が乾いたら水やりをしました。
水の与えすぎは徒長の原因にもなるそうなので注意が必要です。
●超密植栽培
1穴10粒を2ヶ所まきました。
(発芽した分は間引きはしません。)

5月7日(種まきから63日目)
日数からすると蕾が出るころですが、種まきの時期が早かった(気温が低かった)ので、ちょっとゆっくり成長しています。
納豆菌水を週に1回散布していますが、それ以外は放任栽培です。
水やりも原則していません。
雨が降らずカラカラに乾いた時だけにしました。

5月20日(種まきから76日目)
背丈は40㎝程と小さいですが、蕾がつきました。
超密植栽培ですが、虫害に悩まされることなく元気に育っています。
まだ追肥もしていません。


5月27日(種まきから83日目)
一番花には出会えませんでした。
このところ、雨続きで菜園に行けませんでした。
花が咲いたらすぐに実をつけるので、花は数日前だったのでしょう。

一番花について
花びらはクリーム色でとても美しいですが、オクラの花は1日花で朝に開花し夕方にはしぼんでしまいます。
家庭菜園では、タイミングを合わせるのが難しいかもしれません。
蕾から開花までは1週間程度ですが、気温高いほどが開花が早まります。
蕾の様子を観察し、開花のタイミングを予測し、クリーム色の可憐な花にたくさん出会いたいですね。
【家庭菜園丸オクラの育て方】種まきから一番花が咲くまでのまとめ
種まきを3月初旬行ったこと、密植栽培にしたことのどちらの影響が強かったのかはわかりませんが、一番花が咲くまでの期間はやはり長くかかっています。
家庭菜園の限られたスペースで栽培期間が長いことはマイナスかもしれません。
でも、3月から始めた家庭菜園でゆっくり丸オクラの成長を見守れたのは良かったと思います。
これから、たくさん花が咲き実をつけてくれると思います。
丸オクラの密植栽培は、収獲適期が長くなり少し取り遅れても硬くなりにくく、家庭菜園初心者向きと言われていますので、これから秋までゆっくりと丸オクラ栽培を楽しみたいと思います。
オクラの密植栽培を調べても、こんなにたくさんの本数を密植栽培している記事は少ないので、開花以降の成長の様子も引き続きお伝えしていきたいと思います。
引用元:カゴメの家庭菜園シリーズ
