ようやく大きく育ってきた万願寺とうがらし。「さあ、これから収穫!」というタイミングですが、そろそろ畑の畝を空けて太陽熱消毒をはじめたい時期です。
「やっと育ってきたのに抜いてしまうのはもったいない……」
「それなら、更新剪定をしてプランターへ移植(移設)できないだろうか?」
そんな葛藤から、今回は真夏に万願寺とうがらしを更新剪定してプランターへ移植する方法と、失敗しないための「土」の注意点について調べました。

万願寺とうがらしの更新剪定
真夏の暑さで株がバテ気味になる時期や、移植のタイミングで行いたいのが「更新剪定」です。
更新剪定を行うことで、株の体力を回復させ、秋口から再び美味しい実を鳴らせる「秋の万願寺とうがらし」を目指すことができます。
更新剪定の手順とポイント
更新剪定は「軽め」にする
本来の更新剪定は切り詰めますが、 移植と同時にやるとストレスが重なるので、軽めが安全なようです。
- 主枝を半分より少し上で切る
- 混み合った枝を2〜3本整理する
- 葉は少し残して光合成できるようにする
👉 “強い剪定+移植”は負担が大きいので避けるのが無難。
プランター移植 真夏のやり方
真夏の厳しい暑さの中で、しっかり育った株を掘り上げて移し替えるのは、どうしても枯れてしまう心配がある作業です。
それでも、これからご紹介する手順とポイントを守ることで、成功の可能性を高めることができます。
真夏のプランター移植手順
- 株元から離れた場所から大きく掘り上げる
スコップを株元から少し離れた位置に深く入れ、根の周りの土を崩さない(根鉢を壊さない)ようにそっと掘り上げます。 - 大きめのプランターを用意する
根がしっかり張っているため、深さ30cm以上(容量15L以上)の深型プランターを用意しましょう。 - 直射日光を避けて「養生」させる(最重要!)
植え付け直後に炎天下へ置くと一気に萎れて枯れてしまいます。
移植後1週間ほどは、風通しの良い「明るい日陰」で管理します。 - たっぷりと水やりをする
鉢底から水が流れ出るまでしっかり水を与え、土を乾燥させないように注意します。
新芽が伸び始めて株が落ち着いてきたら、様子を見ながら徐々に日の当たる場所へ移動させましょう。

移植した万願寺とうがらし。
ゴーヤの日陰を利用しています。
土の注意点
移植を成功させるためには「土選び」もとても大切です。
プランターの土の再利用古い土
一度使った古い土には、目に見えないトラブルが隠れています。
- 土がカチカチで水はけが悪い
何度も水やりをした古い土は、粒が潰れて崩れ、目詰まりを起こしやすくなっています。
水はけが悪いと、傷んでいる根っこが息できずに「根腐れ」を起こしてしまいます。 - 土の栄養バランス(酸度)が崩れている
育てる中で雨や水やりによって栄養分が流れ出てしまい、土が酸性に傾いていることが多いです。 - 病気や虫のリスク
以前育てていた植物の病気の原因や、害虫のたまごが残っていることがあります。
菜園の土
では、畑の土を使うのはどうでしょうか?
畑の土は毎年耕して堆肥を入れているため、古いプランター土より状態が良く、再利用しやすい土です。
ただし、プランターに入れると締まりやすくなるため、堆肥をしっかり混ぜて通気性を高めてあげると安心です。
今回私は、「畑の土を堆肥とえひめAI」でふかふかにして使う方法を試してみたいと思います。

一番確実なのは「新しい野菜用培養土」
移植直後の万願寺とうがらしは、人間で言えば大手術を終えたばかりの状態です。
水はけが良くて清潔な、市販の「新しい野菜用培養土」を使ってあげるのが一番安全で失敗がありません。
古い土を使う場合は、古い根っこなどを取り除いたあと、「腐葉土」を混ぜて土をふかふかに戻したり、「苦土石灰」を混ぜて土の酸度を整えたりしてください。
まとめ
真夏の万願寺とうがらしの移植はリスクを伴いますが、ポイントを押さえれば可能なようです。
畝をすっきり空けて太陽熱消毒を進めつつ、プランターに移植した万願寺とうがらしの秋の収穫を目指してみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
万願寺とうがらしの記事です👇
参考元:
・ JA板野郡 万願寺とうがらしの育て方
・ 有機で野菜づくり.com 家庭菜園Q&A
・ サントリーフラワーズ ガーデニングの土を再生・リサイクルする方法








