6月になり、私の菜園ではミニトマトに実がつき赤くなってきました。
実がなったら、そろそろ「下葉かき」をするタイミングかと思い、適切な下葉かきの方法について調べてみました。
このブログは、下葉かきのタイミングと方法について書いています。

ミニトマト実がついたら
ミニトマトは実がついてから収穫までおよそ50日程度かかります。
茎に近い方から順番に赤くなり、実全体が赤くなったら収穫適期です。
一つの房の果実が全部赤くなるまで待っていると茎に近い方の果実が熟しすぎになるので、赤くなった果実から収穫しましょう。
下葉かきとは?
下葉かきとは、ミニトマトの株の下の方にある葉を摘み取る作業のことです。
トマトは成長するにつれて葉が茂りますが、役目を終えて不要になった葉を取り除くことで、風通しが良くなり病気を防いだり、養分が効率的に供給されるようになります。
下葉かきのタイミング
●果実が赤くなった花房より下の葉は役目を終えているため、取り除く。
●風通しを良くするため適度に間引く。
●黄色く変色したり病気の兆候が見られる葉は、すぐに取って健康な株を維持する。
ミニトマトの下葉かきは収穫までの間も定期的に行うのが一般的なようですが、やり過ぎないように注意が必要です。
株全体で15枚程度の葉を残すようにすると良いそうです。
下葉かきの方法
1.ハサミで丁寧に取り除く
ハサミは下葉かきを行う前に消毒(エタノールで拭く、ライターであぶるなど)しましょう。
2.一度に取り過ぎない
一度にたくさんの葉を取ってしまうと、株が弱る原因になるそうです。
様子を見ながら、少しずつ下葉を取り除いていきましょう。
3.晴れた日の午前中に作業をする
雨の日に下葉かきをすると切り口から菌が入りやすくなります。
傷口が早く治るよう、晴れた日の午前中に作業をしましょう。
まーちゃんガーデンのミニトマト
ミニトマトの下葉かきには、葉をしっかり残して光合成を優先する考え方と、風通しを良くするために適度に取り除く考え方の2つがあるようです。
調べた結果、多くの意見では「葉が茂り過ぎると風通しが悪くなり、病害のリスクが高まるため、適度な下葉かきが推奨される」とされています。
農園のオーナーさんは、黄色く変色したり病気の兆候が見られる葉以外は、できるだけ葉を残した方が良いとの意見です。
葉を残し十分に光合成をさせることで、果実に必要なエネルギーを確保するためだそうです。
そのため、まーちゃんガーデンのミニトマトは収穫までは、重なり合い光合成を妨げる葉以外は残しています。


栽培環境やミニトマトの成長具合を見ながら、適切な葉の枚数を調整していきたいですね。
参照元:JA晴れの国岡山・KAGOME・家庭菜園の教科書・家庭菜園インフォパーク
