【ウッドチップ 家庭菜園】畑の雑草対策に有効?デメリットは「窒素飢餓」について

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家庭菜園の悩みとして、まず思い浮かぶのは「雑草対策」です。
野菜よりも元気に育つ雑草に追われていると、せっかくの菜園ライフが楽しみではなくなってしまいそうです。

先日、ブドウ農家さんから「ブドウの木を細かく砕いたチップ」をいただきました。
農家さんいわく、「畑に撒いておくと雑草が生えにくくなる」とのこと。

ウッドチップはガーデニングでもよく使われますが、今回はウッドチップの雑草抑制効果と、家庭菜園に活用する際に絶対知っておきたいデメリットについて調べてみました。

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ウッドチップ 家庭菜園

畑の雑草対策に有効?

ウッドチップを畑に撒くと、主に以下のような効果が期待できます。

効果①:光を遮り雑草の発芽を抑制
チップを敷くことで土に日光が届きにくくなり、多くの雑草は発芽できなくなります。

効果②:土の保湿・保温効果
夏場は乾燥を防ぎ、冬場は霜よけになります。

効果③:見た目の向上
畝の周りに敷くと、庭や畑が整った雰囲気になり、作業のモチベーションも上がります。

👉実際に撒いてみると、土が直接見えなくなるため「雑草が生えてきそうな気配」が減り、心理的にも安心感がありました。

デメリットは「窒素飢餓」

ウッドチップにはいくつかの注意点もあります。

デメリット①:土壌の窒素不足(窒素飢餓)になる可能性【最重要】
ウッドチップが土の中で分解される際、窒素を大量に消費します。このとき、野菜が利用するはずの窒素まで微生物に奪われてしまう現象を「窒素飢餓(ちっそきが)」といいます。
窒素が不足すると、野菜は葉の色が薄くなったり、生育が極端に悪くなったりします。

デメリット②:強い雑草は突き抜けてくる
地下茎で広がるタイプの雑草などは、チップを敷いても突き抜けて生えてきます。
完全な防草にはならない点は理解しておく必要があります。

デメリット③:カビや虫の発生リスク
湿度が高い環境では、チップにカビが生えたり、虫が集まることもあります。
特に梅雨時は注意が必要です。

デメリット④:定期的な補充が必要
木材は時間とともに分解され、いずれ土に還ります。
そのため、定期的な補充が必要です。

★実際に畝の周りに撒いてみました。

今回いただいたブドウの木のチップは、細かく砕かれていて扱いやすいものでした。
窒素飢餓を避けるために、私は畝の上ではなく畝の周囲の通路部分に厚さ10cmほど敷いてみました。

👉見た目がすっきりし、歩くとふかふかして気持ちいい感触です。

【ウッドチップ 家庭菜園】畑の雑草対策に有効?デメリットは「窒素飢餓」についてのまとめ

ブドウの木のチップは、雑草抑制、保湿、見た目の向上という多くのメリットをもたらしてくれる家庭菜園の助っ人といえそうです。

デメリットを理解して正しく活用し、雑草に追われない楽しい菜園ライフを目指しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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参考元:
JAあいち三河
となりのカインズさん

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