私の菜園では、白ゴーヤと緑ゴーヤを並行して育てています。
実際に育てていると、白ゴーヤと緑ゴーヤの違いに気づかされることも増えてきました。
今回は、白ゴーヤと緑ゴーヤのそれぞれの育て方のポイントについて調べてみましたので紹介します。
このブログでは、梅雨の時期に気をつけたいゴーヤ栽培の注意点についても書いています。
白ゴーヤと緑ゴーヤの違い
白ゴーヤは、乳白色でつやがあり、表面のイボは丸くてやわらかい印象です。

一方、緑ゴーヤは色が濃く、いぼがくっきりとしていて力強く、夏らしい勢いを感じます。

この見た目の違いは味にも表れていて白ゴーヤは苦みが控えめでサラダなどの生食にも向いています。
緑ゴーヤはしっかりとした苦味があり、チャンプルーや揚げ物にぴったりです。
どちらも夏の食卓を彩ってくれそうですね。

白ゴーヤの栽培で気をつけたいこと
1.直射日光にやや弱い傾向
果皮が白いために強い日差しで黄変してしまうこともあるので、真夏には遮光ネットなどで日差しを和らげるとよいそうそうです。
2.病気にやや敏感?
緑ゴーヤに比べると病害虫に弱いようなので風通しを良くすることがより重要になります。
3.実のつき方がやや少なめ
白ゴーヤは、人工授粉をして収穫量を確保していくことが必要なようです。
緑ゴーヤの栽培で気をつけたいこと
1.つるの勢いが強い
特にあばしりゴーヤは横に広がりやすいので、ネットは広めに設置して、誘引をしっかりしましょう。
2.苦みが強い
熟しすぎると苦みが強くなりすぎるので、イボが立ってきたら早めに収穫するのがコツです。
まとめてみると
白ゴーヤ | 緑ゴーヤ | |
見た目 | 乳白色でやさしい印象 | 緑色でゴツゴツ |
苦み | 控えめ | しっかりとした苦味 |
おすすめ料理 | サラダなど生食 | ゴーヤチャンプルー |
育てやすさ | やや繊細 | 放任でも |
共通の注意点
●根が浅いので乾燥・過湿に弱い
草マルチの活用や水はけの良い土で栽培しましょう。
●摘心や人工授粉で収穫量アップ
親づるの摘心を行い、虫による受粉に加えて人工授粉も試してみましょう。
つるが絡まったゴーヤの梅雨対策
私の菜園でもゴーヤは元気よく葉を茂らせていますが、親づるを1回摘心しただけにしていたので、つるが絡まってしまいました。
来週からまた梅雨が戻ってくるそうなので、混みあったつるを丁寧にほどき、不要な葉や変色した葉を剪定しました。
特に、土に近いところは通気性が良くなるように思い切って剪定しました。
雨の跳ね返りを防ぐために雑草マルチも追加しました。

梅雨が明けると夏野菜は本格的な収穫時期を迎えますね。
今から梅雨明けが楽しみです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
引用元:ゴーヤの育て方.com・松尾農園