小松菜は、ビタミンやミネラルを豊富に含み、家庭菜園ではとても人気の葉物野菜です。
暖かい地方では1年中栽培も可能ですが、夏に育てると「苦い」と感じることも増えるようです。
今回は苦い原因と対策について調べてみました。
このブログは、小松菜が苦くなる原因と育ち過ぎを防ぐ栽培のポイントについて書いています。

小松菜(コマツナ)夏品種
小松菜(わかみ)の収穫を終え、気温が高くなる季節になってきましたが、わかみの後に小松菜の夏品種である「夏楽天」の種を蒔きました。
夏楽天は夏栽培に強いそうですが、小松菜の夏栽培には、どの品種にも共通の注意点もあるようです。
苦い原因(シュウ酸)
小松菜の苦みの主な原因は、シュウ酸です。
シュウ酸が多くなると、葉に特有の苦みが感じられます。
苦い原因は
1.シュウ酸の増加
小松菜が成長し過ぎると、シュウ酸の割合が増えて、苦みが増すことがあります。
特に夏場は栽培環境が影響しやすいそうです。
2.栽培環境のストレス
高温や水分不足などの環境ストレスにより、味に苦みが現れることがあります。
3.適切な収穫タイミング
小松菜が成長し過ぎると、葉が硬くなり苦みが増すことがあります。
成長したら早めの収穫を心がけましょう。
春まきの小松菜は種まき後30~40日、夏まきの場合は25~30日が目安とされています。
育ちすぎを防ぐ栽培方法
小松菜の育ちすぎを防ぎ、甘さとフレッシュさを引き出すポイントをまとめてみました。
1.早めの収穫を心がける
収獲のタイミングを逃すと葉が硬くなり、味が落ちる原因になります。
2.適切な間引きを行う
間隔が狭いと成長に影響が出るため、早い段階で間引きを行い、スペースを確保しましょう。
3.肥料の量に注意する
肥料を与えすぎると成長が早くなりすぎて、味に影響が出る場合があります。
4.日当たりに注意する
夏の高温を避けるため、半日陰の場所で栽培することで植物への負担が軽減できます。
小松菜栽培のポイントを押さえて家庭菜園を楽しみ、新鮮な小松菜で食卓を彩りましょうね。
まーちゃんガーデンの小松菜の様子
以前のブログで若い小松菜を収穫して「生小松菜サラダ」のおうちごはんを楽しんだことをお伝えしました。
今までは、自宅のベランダでしか野菜栽培をしたことがなかったので、一度にたくさん収穫できる経験をしたことがありませんでした。
そのため、時期をずらしながら栽培することの重要性がピンと来ていなかったのですが、今回、おうちごはんで食べれる量以上の小松菜が一度に育ち、取り遅れてしまった分も出てしまい「時期をずらしながら収穫適期を逃さない」ことの大切さが身に染みてわかりました(笑)


少しずつ、経験と知恵を身につけていくまーちゃんガーデンが、まーちゃんと同じ家庭菜園初心者のみなさんのヒントになればうれしいです。
参照元:ちそう・食べいろナビ・excite blog
