スナップエンドウは、冬の寒さにあたりながらゆっくり育つことで、春にしっかりした株へと成長します。
ところが、冬の間に草丈が伸びすぎてしまうと、寒さに弱くなったり、茎が折れやすくなったりと、春の収穫に影響が出ることがあります。
今回は、1月の理想的な草丈と、伸びすぎてしまった場合のリカバー方法を、実体験を交えてまとめます。
スナップエンドウ1月
1月のスナップエンドウの理想の大きさ
地域差はありますが、関西〜関東の一般的な露地栽培では、1月の草丈は15〜20cm程度が理想とされています。
小さい方がいい理由
- 冬の低温でゆっくり生育することで、節間が詰まり、太く丈夫な茎になる
- 草丈が低いほど、寒風や霜に強い
- 春の立ち上がりが良く、花つき・実つきが安定する
逆に、冬に伸びすぎると「徒長」状態になり、茎が細く、寒さに弱くなります。
私の菜園では:1月初めに草丈50cmに…
私のスナップエンドウは、11月に播種し、順調に発芽しました。
12月半ばには冷え込みが強くなったため、株を守る目的で不織布をトンネル状にかけて冬支度をしました。

ところが、年明けに様子を見ると…草丈が約50cmに到達。
明らかに伸びすぎです。
不織布の保温効果で生育が進みすぎたことに加え、12月が比較的暖かかったことも影響したと考えられます。
このままでは、
- 寒波で茎が傷む
- 風で倒れる
- 春の花つきが悪くなる
といったリスクが高まります。
そこで、伸びすぎた株を守るために、いくつかの対策を行いました。
冬越しの大きさ
スナップエンドウは、冬の寒さにあたりながらゆっくり育つことで、春にしっかりした株になります。
では、1月の時点でどのくらいの大きさがベストなのでしょうか。
🌱 冬越し成功の秘訣は「小さいうちに冬を迎える」
立派に育つ苗を見て、最初は「早く大きくなったほうが、春にたくさん収穫できるのでは」と思っていました。
でも実は、逆でした……。
結論から言うと、1月の理想は「草丈15〜20cm」で冬を越すこと。
小さめの苗の方が寒さに強く、春になると一気に成長してたくさんの収穫が期待できるそうです。
【参考元】
- NHKテキストビュー|BOOKSTAND :耐寒性が強いのは15〜20cm
- 多くの菜園ブログ:伸びすぎは寒波に弱いとの声多数
大きくなり過ぎた場合
■伸びすぎたスナップエンドウのリカバー方法
① 不織布は「保温」ではなく「防風」目的に切り替える
伸びすぎた株は寒さに弱いので、不織布を外すのは危険です。
ただし、保温しすぎるとさらに伸びてしまうため、トンネルの裾を少し開けて通気を確保したり、
日中は軽くめくって温度を逃がすようにします。
不織布は「寒さから守る」よりも、“冷たい風を避ける”ために使うイメージです。

② 藁(わら)で株元を保温し、地温を安定させる
藁は冬のスナップエンドウにとても相性が良いです。
- 地温を安定させる
- 過度な乾燥を防ぐ
- 根を守り、株のストレスを軽減する
伸びすぎた株は根が弱りやすいため、株元にふんわり藁を敷くことで、寒さによるダメージを減らせます。
藁は厚く敷きすぎず、株元が蒸れない程度に軽くがポイントです。
③ 早めに支柱を立てて倒伏を防ぐ
草丈50cmともなると、冬の風で簡単に倒れてしまいます。
- 細い支柱を数本立てる
- 麻ひもで軽く誘引する
- 風で揺れすぎないように固定する
これだけで、茎折れのリスクが大きく減ります。
④ 追肥はしない
伸びすぎた株に肥料を与えると、さらに徒長が進みます。
追肥は2月下旬〜3月の気温が上がってからで十分です。
【スナップエンドウ1月】冬越しの大きさと伸びすぎた場合についてのまとめ
ポイントをまとめると
- 1月の理想の草丈は 15〜20cm
- 50cmは明らかに伸びすぎだが、まだリカバー可能
- 不織布は「防風」目的で調整
- 藁で株元を保温し、根を守る
- 支柱で倒伏を防ぐ
- 追肥はしない
スナップエンドウは、冬のちょっとした工夫で収穫量を増やすことができます。
伸びすぎてしまった場合でも、慌てずに栽培方法を工夫することで、株の負担を減らし、春の実りへとつなげましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。


