【難波葱(ねぎ)】なにわの伝統野菜を家庭菜園で育てる楽しみ

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皆さんは、難波葱をご存じでしょうか?

今回、ご縁があって育苗された「難波葱(なんばねぎ)」の苗をいただいたので、大阪の伝統野菜として知られる難波葱を、私の家庭菜園で育ててみることにしました。

この記事では、難波葱の魅力や特徴、おいしい食べ方についてご紹介します。

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難波葱(ねぎ)とは?

秋の家庭菜園に、思いがけない贈りものが届きました。
それは「難波葱(なんばねぎ)」の苗。

なにわの伝統野菜として知られる難波葱は、一般的なスーパーではなかなか見かけない、ちょっと特別な存在です。

なにわの伝統野菜の定義(大阪府の認証基準)
🥬昭和初期以前から大阪府内で栽培されてきたこと
🥬苗や種子の来歴が明らかで大阪独自の品種・栽培方法であること
🥬現在も府内で生産されていること
なにわの伝統野菜/大阪府(おおさかふ)

難波葱は、これらの条件を満たす貴重な伝統野菜です。

なにわの伝統野菜の魅力と特徴

難波葱は、大阪で古くから栽培されてきた伝統野菜のひとつです。
江戸時代にはすでに記録があり、「葱といえば難波」と言われるほど、地域の食文化に根づいていました。

しかし現在では、流通量がとても少なく、スーパーではほとんど見かけません。

その理由は、難波葱がとても繊細で栽培に手間がかかるからだそうです。

難波葱は大量生産には向いていませんが、大阪では「なにわの伝統野菜」として、地元の農家さんに大切に育てられています。

難波葱の特徴

難波葱の最大の特徴は、「強いぬめり」「濃厚な甘み」と言われています。

「強いぬめり」
難波葱の強いぬめりは、切り口からとろりと流れ出るほどです。
このぬめりには免疫力向上につながる健康物質が含まれているそうです。

「濃厚な甘み」
火を通すととろけるような食感になり、口の中でふわっと甘みが広がります。

このような特徴を持つ難波葱は、薬味として使うよりも、煮物や鍋料理など、じっくり火を通す料理にぴったりです。


難波葱のおいしい食べ方

🥄すき焼きに入れる
🥄鴨鍋に入れる
🥄グリルで焼く
🥄味噌汁に  ・・・など 秋冬の食卓で主役になれる存在です。

難波葱は「鴨なんば」という料理の名前の由来になったとも言われています。

家庭菜園で育てる難波葱

苗をいただいたことがきっかけで、家庭菜園に新しい挑戦が加わりました。

今回いただいた苗は、すでに大きさが20㎝ほどあり、すぐに定植しました。

難波葱は流通量が少なく、一般的な野菜のように育て方の情報が豊富にあるわけではありません。
そのため、育て方はまだ手探りですが、だからこそ、自分の手で試行錯誤しながら育てる楽しみがありそうです。

地域の伝統野菜を育てることで、食への関心や季節の移ろいを、より深く感じられそうです。

この秋は、難波葱とともに、菜園の時間をじっくり味わってみようと思います。

まとめ|難波葱は大阪の味と秋の楽しみをつなぐ野菜

難波葱について調べていくうちに、この葱が大阪の歴史と食文化が詰まった「なにわの伝統野菜」であることがわかりました。

流通量が少ないからこそ、家庭菜園で育てる楽しみと、収穫して味わう喜びの両方を感じられそうです。

もし、難波葱に出会う機会があれば、ぜひ一度味わってみてください。
とろけるような甘みと、ぬめりのある食感は、きっと秋冬の食卓を豊かにしてくれるはずです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
難波葱の魅力が、少しでも伝わっていたら嬉しいです。

参考元:
難波葱の会
なにわの伝統野菜/大阪府(おおさかふ)
なにわの伝統野菜「難波葱」の栽培アニュアル

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