今年の秋冬野菜づくりに向けて、セルトレイ(200穴)で苗づくりを始めました。
ところが…苗が徒長してしまいました。
今回は、「なぜ徒長してしまったのか?」「直し方はあるのか」について調べてみました。
苗が徒長する原因
徒長苗とは?
徒長とは、苗がひょろひょろと不自然に伸びてしまう状態のことです。
茎が細くて長い…しっかり立てず、ぐらついている場合は徒長の可能性が高いです。
(カイワレ大根のイメージです。)

自宅で育苗中に徒長してしまった苗
原因
原因は主に以下のようなものです。
●日光不足
●水のやりすぎ
●高温・風通しの悪さ
●肥料過多
徒長苗は病害虫に弱く、定植後に倒れやすくなるなど、収穫量にも影響するそうです。
私の場合は、なりより光が足らなかったようです。
播種した8月下旬は、発芽適温とされている20~25℃を遥かに超えていたため、たっぷりと光を与えることをためらってしまいました。
徒長した苗の直し方
セルトレイ200穴→16穴へ植え替え
徒長した苗をリカバリーする方法を調べていくと
徒長した苗を、深めに植えて茎の一部を土に埋めることが有効であるとわかりました。
茎の一部を土に埋めると、茎の途中から新しい根が生えてきて、苗全体が安定するそうです。
そこで、セルトレイ「200穴」から「16穴」に植え替えることにしました。
穴が大きくなることで、茎の一部を土に埋めることができますし、根がしっかり張れるスペースも確保できると考えたからです。
植え替えのポイント
●徒長している苗は、深めに植えて茎の一部を土に埋める
●根を傷つけないよう、そっと移植
●植え替え後はしっかりと日光を当てる(午前中の光がおすすめ)
徒長しないように、水やりは朝にして夕方には表面が乾くようにします。
リカバリーを見守る日々(まとめ)
植え替えから数日たちました、苗は少しずつ元気を取り戻してきました。
茎が太くなり、葉の色も濃くなってきたように思います。

水やりはやはり「底面給水」を取り入れて、根が自分で水を求めて伸びるようにしています。
徒長苗になったときは「もうダメかも…」と思いましたが、植え替えという選択肢があることを知り、希望が出てきました。
初心者が、種から育てることは思っていた以上に難しいようです。
もし、私と同じように「徒長」に悩んでいる方がおられたら、「セルトレイのサイズ変更」や「ポット」への植え替えを試してみてください。
畑に定植するまで、大切に育てていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
参考元:
・徒長苗の原因と対策| セイコーエコロジア
・初心者でもできる深植えで復活 | マイホームの予定表
・徒長苗(きゅうり)の復活|GreenSnap