3月下旬に苗を植えたミニトマトの葉が内側に巻いています。
ミニトマトの葉が丸まるのは、窒素過多になっていることを教えてくれているそうです。
今回は、窒素過多になった時にまず行うべき対策について調べてみました。
このブログは、窒素・リン・カリウムの三要素がそれぞれどのような働きをしているのか、また窒素過多になったら何が起き、どう対処するのかについて書いています。
葉が丸まる原因
ミニトマトの葉が丸まったり内側に巻く主な原因として窒素過多が挙げられます。
窒素は植物の成長に欠かせない栄養素ですが、多すぎると問題を引き起こします。
ミニトマトの場合、窒素過多になると葉ばかりが茂り、果実の付きが悪くなります。
まだ追肥をしていない元肥だけであっても、土壌中の窒素が多すぎる可能性があります。
窒素過多対策
家庭菜園でできる簡単な対処法を紹介します。
1.水やりの調整
窒素過多の影響を抑えるために、過度な乾燥とならないよう適切に水やりを行いましょう。
土の表面が乾いていたらたっぷりと水を与えることで、窒素濃度を薄めることができます。
2.リン・カリウムを追加
窒素過多を調整するために、リン(骨粉など)やカリウム(草木灰など)を少量追加します。
3.脇芽を取らない
窒素が過剰な時は、植物全体に栄養を分けることで成長のバランスが整いやすくなります。
肥料の三要素の働き
窒素・リン・カリウムは植物にとって、とても大切な栄養素でよく「肥料の3大栄養素」と呼ばれています。
窒素(N)
窒素は葉や茎の成長を助ける栄養素です。
ミニトマトの葉が元気に青々となるのは窒素のおかげですが、窒素過多になると、葉ばかりが茂って花や実の成長が遅れてしまう原因になります。
リン(P)
リンは花や実の成長を助ける栄養素です。
ミニトマトに花が咲き、実がしっかりつくにはリンが重要です。
カリウム(K)
カリウムは根の成長や病気への抵抗力を高める栄養素です。
また、水分調整の役割もあるので、暑い季節に強く育つためには欠かせません。
リンは花や果実の形成を助け、カリウムは根の成長を促進し、ミニトマトにとって良いバランスになります。
まーちゃんガーデンのミニトマトの葉
まーちゃんガーデンも、元肥のみで追肥は行っていませんが葉が内側に巻いています。
ミニトマトは、アイコ・千果・ピンキーの3種類を1本ずつ育てていますが、3本とも同じように葉が巻いています。品種による違いはないようです。

家庭菜園は初心者にとっては試行錯誤の連続ですが、元気なミニトマトに育つように今回調べた初心者でも行いやすい対処法を1つずつ試していきたいと思っています。
このブログが家庭菜園初心者のみなさんの参考になればうれしいです。