市販の万願寺とうがらしより少し硬い印象でしたが、私の菜園で初収穫した万願寺とうがらしをシンプルに炊いてみました。
万願寺とうがらしの炊いたん
万願寺とうがらしの炊いたんは、京都府の郷土料理の1つで「万願寺とうがらしとじゃこ」の煮物のことです。
「炊いたん」とは、出汁をじっくり染み込ませたおかずのことを指します。
万願寺とうがらしは、京の伝統野菜「伏見とうがらし」と北米原産の「カリフォルニア・ワンダー」が自然交雑して誕生したと言われています。
万願寺とうがらしは、辛みがなく、肉厚でみずみずしいのが特徴です。
レシピはこちら➡万願寺とうがらしとじゃこの炊いたん 京都府 | うちの郷土料理:農林水産省
我が家の簡単レシピ
京都のおばんざい「万願寺とうがらしの炊いたん」にはじゃこを入れるのが定番のようですが、私が炊く時はもっとシンプルに作っています。
①万願寺とうがらしを洗い、味が染みるように適当にちぎり*ます。

②万願寺とうがらしが浸かる程度の水でしばらく火にかけます。
沸騰して柔らかくなってきたら、湯を捨て、
だし醤油としょうゆ、砂糖を加えて味が染み込むまで炊きます。

出来上がりました。
硬いかなと心配しましたが、肉厚で美味しい万願寺とうがらしでした。

*「万願寺とうがらし」を手でちぎってつくるケースもあるが、万願寺とうがらしの旨味・風味が逃げやすくなってしまうので、包丁で切った方が良い。(うちの郷土料理:農林水産省)
知りませんでした💦
栄養について
万願寺とうがらしは、栄養価が高く健康に良い京野菜です。
ビタミンC、ビタミンE、β‐カロテン、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。
ビタミンC:ピーマンの約2倍で、免疫力を高め、疲労回復に役立ちます。
ビタミンE:抗酸化作用があり老化防止や生活習慣病の予防に効果があります。
β‐カロテン:皮膚や粘膜を健康に保ちます。
食物繊維:腸内環境を整えます。
便秘の改善、食べすぎ防止、血糖値の上昇抑制など。
さらに美容効果もあり、夏の強い日差しでダメージを受けた肌のケアにもなるそうなので、「家庭菜園」に勤しむ私たちの強い見方ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
