前回の小松菜栽培は、不織布の効果もあり立派に育ちました。
今回も、同じように不織布を使って栽培をしていますが、今日、不織布をめくって中を確認してみると、葉っぱが虫に食べられて、ボロボロになっていました。
このブログは、小松菜が大きくならない原因とコナガ・ヨトウムシ被害について書いています。
小松菜 虫よけネット
小松菜は、初心者でも育てやすい野菜の代表格ですが、夏まきした小松菜は害虫被害に遭いやすいので、虫よけ対策が重要といわれています。
私の菜園でも、しっかり不織布ネットで覆ったはずでしたが、不織布の中で虫が増えてしまったようです。

原因として次のようなことが考えられます。
●種まきの段階で(育苗ポットの段階)で卵や小さな幼虫が葉に付着した
●土の中に潜んでいた虫がふ化した
●ネットの隙間から侵入した
虫よけネットの内側に一旦入り込まれてしまうと、外敵もいないため虫にとって快適な場所となってしまいます。
今回は、不織布を半開きにして虫を追い出せないか試してみることにしました。
完全に外してしまうと、夏の日差しが強すぎて弱ってしまう心配もあるため、風通しを確保しつつ日差しを和らげることにしました。
これからの経過次第で、再び不織布ネットを再開するか決めたいと思っています。
大きくならない理由
6月1日に種まきをしているので4週間が経過していますが、本葉がまだほとんど展開していません。
大きくならない理由として
●日照不足:6月は梅雨の影響で日照不足になりがちなため、成長が遅れることがある。
●虫害の影響:葉が食べられてしまうと、光合成の効率が落ちて生育が劣る。
が考えられますが、今回は虫害の影響が大きな要因だろうと思います。
害虫被害
小松菜の葉の様子から、コナガの幼虫かヨトウムシの可能性が高いとオーナーさんから教えてもらいました。
●コナガ
幼虫は5~10mmのアオムシ。アブラナ科に寄生する。
葉肉だけを食べるので、表皮が残りレース状に穴が開く。
●ヨトウムシ
夜行性で昼間は土に潜んでいて、夜に葉や茎を食害する。
被害の特徴は、葉脈を残してほとんどの葉を食べつくしてしまう。

まーちゃんガーデンの小松菜
家庭菜園の初心者の私には、夏の小松菜栽培はハードルが高かったのかもしれませんが、まき直しではなくなんとか再生させたいと思っています。
害虫対策に「ネット=安全」ではないことを痛感したまーちゃんガーデンです。
まずは基本の葉裏チェックを行いつつ、本葉が4~5枚程度に成長したら酢スプレーも併用して育てていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
引用元:となりのカインズさん・アースガーデン