雑草マルチはすき込む?小松菜(コマツナ)畝の土づくりとマリーゴールドの防虫効果

※当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています。
小松菜畝作り方アイキャッチ
スポンサーリンク

私の菜園では、オクラの後作として小松菜栽培を予定しています。

オクラの収穫を終えた畝を、次の小松菜のために整えたいと思い、「雑草マルチ」と「堆肥」を使って、ふかふかの土に仕立てられるかどうかを調べてみました。

畝に咲くマリーゴールドの防虫効果も、ぜひ活かしたいポイントです。

スポンサーリンク

雑草マルチはすき込む?敷く?

雑草マルチをすき込む

オクラ栽培中に敷いていたイネ科の雑草マルチは、すでに畝の表面で乾燥・分解が進んでいる状態です。

これをそのまま堆肥と一緒にすき込むことで、以下のような効果が期待できます。

🌱微生物の活性化
分解途中の有機物が微生物のエサとなり、土壌環境が豊かになります。

🌱団粒構造の促進
草の繊維が土の粒同士をつなぎ、ふかふかで水はけと保水性のバランスが取れた、理想的な土壌環境をつくる助けになります。

🌱自然な肥料効果
緩やかに栄養が供給されるため、小松菜の根にやさしいです。

すき込む際は、草が長すぎる場合は刻んでから混ぜると作業がしやすく、分解も早まります。
種がついている雑草や地下茎で増えるタイプは除去しておくと安心です。

堆肥をすき込むメリット

雑草マルチと合わせて堆肥をすき込むと、土壌の中と表面の両方から有機的な改良が進み、畝全体がふかふかで栄養豊かな状態になります。

🌱 微生物の活動が活発に
雑草マルチの繊維質と堆肥の分解成分が合わさることで、土壌中の微生物が元気に働き始めます。
これにより、土の中で分解・循環が進み、根の張りやすい環境になります。

🌱団粒構造がより強化される
草の繊維が土の粒をつなぎ、堆肥の有機物がその隙間を埋めることで、通気性・保水性のバランスが取れた理想的な土壌になります。

🌱肥料効果が緩やかに持続
雑草マルチは炭素率が高く、分解がゆっくり進むため、土壌に長く有機物を供給してくれます。

堆肥も微生物の働きによって徐々に分解され、栄養分がじわじわと効いてきます。
この組み合わせにより、土壌にやさしく、持続性のある肥料効果が期待できます。

🐛 病害虫の抑制にもつながる
堆肥に含まれる有用微生物が土の中で働くことで、病原菌の増えすぎを抑えたり、根が健やかに育つ環境を整えてくれる効果も期待できます。

雑草マルチは敷いても効果的

すき込んだ後の畝に、再びイネ科の雑草マルチを敷くことも効果的です。

厚さは3cm程度が目安で、草は20〜30cmに刻み、手で押さえて密着させると風で飛びにくくなります。

イネ科の草は分解がゆっくりで、通気性が良く過湿になりにくいため、小松菜の根にとっても快適な環境を保てます。
さらに、表層の乾燥防止や雑草の発芽抑制にも役立ちます。

小松菜畝の土づくり

小松菜は根が浅く、肥料分をよく吸収する野菜です。

すき込み後は1〜2週間ほど畝を休ませ、分解熱やガスの発生を落ち着かせましょう。
必要に応じて石灰でpH調整(6.0〜6.5)を行い、播種前に表面を軽く整えると発芽率が上がります。

また、小松菜は短期栽培で収穫までが早いため、初期の土壌環境がとても重要です。

ふかふかの土と安定した水分環境が、病害虫の発生を抑え、健やかな成長につながります。

マリーゴールドの防虫効果

畝に咲くマリーゴールドは、小松菜にとって頼もしいコンパニオンプランツです。
アブラムシやコナガなどの害虫を寄せ付けにくくする効果があり、土壌中のセンチュウ対策にも有効です。

花が終わったら、茎や根をすき込むことでさらに防虫効果を高めることができます。

見た目も美しく、畑の生態系バランスを整える役割も果たしてくれます。

マリーゴールドは、日当たりの良い場所に植えれば長く花を楽しめます。
小松菜との相性も良く、自然な防虫ネットのような働きをしてくれます。

まーちゃんガーデンの小松菜畝の土づくり

オクラ栽培を長く楽しんだ畝は、太陽熱消毒ができていない状態です。

そのため、今できる最善の方法として、雑草マルチと堆肥を活用した土づくりを選びました。

微生物の力を借りて土を整え、マリーゴールドの自然な防虫効果も活かしながら、小松菜が元気に育つ畝にしたいと思います。

自然の力を活かした土づくりは、畑の環境を整えるだけでなく、育てる楽しみも深めてくれます。
まーちゃんガーデンの小松菜畝、これからの成長が楽しみです。


最後までお読みいただきありがとうございました。

参考元:

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました