私の菜園ではナスがぐんぐん伸び、ついに2mの支柱のてっぺんに届きました。
秋冬野菜への切り替えまで、どのように育てていくべきかについて調べてみました。
ナスを健康的に長く楽しむためには、「支柱の先に達したら摘芯」することが大切だとわかりました。
ナス主枝摘芯
なぜ摘芯が必要?
私の菜園では、ナスは1本仕立てで育てています。
ナスは、上へ上へと枝を伸ばし続けますが、枝が伸びすぎると栄養の分散につながり、実のつき方にも影響を及ぼします。
そのため、摘芯をし、枝の成長の流れを変えて株全体のバランスを整えることが大切です。
摘芯することで、主枝から下の節にある「側枝」が育ちやすくなります。
これにより、1本仕立てから「2~3本仕立て」へと移行させることができます。
どこまで伸ばす?摘芯のタイミング
摘芯のタイミングは「支柱の高さに達したとき」です。
今回のように2mまで伸びたら、主枝の先端にある花の上でカットします。
この時に、葉を2枚程度残しておくと、下のわき芽が元気にのびるそうです。
摘芯後は、勢いのあるわき芽を選んで育てていきます。
複数のわき芽が出ている場合は、日当たり・風通しなど全体のバランスを見ながら、2~3本仕立てにしていきます。
枝が横方向にも伸びてくるため、支柱の追加や麻ひもでの補強も大切です。
葉が茂り過ぎて、蒸れやすくならないように、下葉や密集した葉を取り除いていきましょう。
また、夏以降はハダニやアブラムシなどの発生も増えるので、葉裏チェックも忘れずに行っていきたいですね。
まーちゃんガーデンのナス栽培
初心者にとってナス栽培は難しいため、1本仕立てで育ててきましたが、主枝を摘芯することで、これからでも2本仕立てとして栽培が続けられると知り、とてもびっくりしました。
ナス栽培に慣れない間は1本仕立てで、夏本番になったころに仕立て方を変えていくのもおすすめだと思いました。

私の菜園では、8月末でナス栽培を終えて、秋冬野菜へ切り替える予定のため、更新剪定は行わないつもりです。
更新剪定は行いませんが、今回摘芯し側枝を育てることで、秋まで安定した収穫が見込めると感じています。
ナスが、2mになることも知らなかった私ですが(笑)ますます「なす栽培」を極めたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考元: 農家web