小松菜はすじまきで育てると、水分管理がしやすく、種の発芽率も高まります。
すじまきをして30日が経過し、だいぶん葉がしっかりと広がり緑色が濃くなってきました。
順調に成長していますが、そろそろ気になるのが害虫駆除です。
このブログは、家庭菜園での小松菜の成長過程と害虫駆除に使う農薬(バシレックス)や納豆菌水とその効果について書いています。

小松菜 成長過程
小松菜は収穫適期の株は草丈が20~25㎝で、春まきでは種まき後30~40日で収穫できるそうです。
まーちゃんガーデンでは30日が経過しましたが、まだ10㎝にも満たないです。
まだ気温が安定しない3月初旬に種まきをしたので、栽培期間が少し長めになりそうです。

すじまきから19日後の成長の様子
この日に間引きを行いました。

すじまきから30日後の成長の様子
気温が高くなったこともあり予想より成長していました。
よく観察するとすでに害虫被害が出ていました。
害虫駆除
バシレックス
オーナーさんから、春以降の小松菜栽培は「害虫対策が必要」と言われていましたが、不織布で物理的に遮断していることもあり少し悠長に考えていました。
まーちゃんガーデンは、自然の力を借りて農薬に頼らない栽培を目指したいと思っています。
そのために、早め早めに害虫対策をするつもりでしたが、先に葉に穴を開けられてしまいました。
不織布でトンネル掛けもしているのに…どこから侵入するのかなぁ?
今回は、市販の「バシレックス」を使いました。

バシレックスは微生物を活用した農薬で、使用方法を守れば作物に負担をかけずに安全に害虫対策ができるそうです。(参考元:東京都産業労働局・農薬登録情報提供システム)
バシレックス以外の方法も併せて教えて頂きました。
納豆菌水
オーナーさんによると、虫が納豆菌を食べると消化不良を起こして死んでしまうので納豆菌水は効果的な害虫対策になるそうです。
また、納豆菌には、直接退治するだけではなく作物の健康を促進し害虫を寄せ付けにくくする効果もあるそうです。
化学農薬だけに頼るのではなく、環境にやさしい方法もあるんですね。
教えて頂いた納豆菌水の作り方は
1.ペットボトルに水(約1リットル)を入れ、納豆数粒と砂糖(大さじ1)を加えます。
2.蓋を軽く閉めて、1日~2日発酵させます。
3.発酵した納豆菌水をスプレーボトルに移します。
これを小松菜の葉の表裏に週1回程度スプレーします。
今回は「バシレックス」を使用して害虫対策をしたので、納豆菌水はもう少し間隔をあけてから試してみたいと思っています。
また、実際に散布したら報告しますね。
3月のまーちゃんガーデンのまとめ
今回は、小松菜の成長過程についてお知らせしました。
気温が思ったより低かったこともあり、3月のまーちゃんガーデンの成長は小松菜だけでなく全体的に予想より少しゆっくりです。
これから、だんだん暖かくなるので害虫対策や駆除ばかりに神経をとがらせそうですが、自然の力を借りた環境にもやさしい野菜栽培をのんびり進めていきたいと思います。
学びが多いまーちゃんガーデンです。