収穫をとても楽しみにしていた天王寺蕪。
大阪の伝統野菜として知られ、丸くて白く、ほんのり甘みのある味わいが特徴です。
ところが、私の菜園では葉ばかりが元気に茂り、肝心の根(実)がなかなか太ってきません。
「育て方、間違えたかな…?」
「伝統野菜って、普通のカブと違うの?」
そんな疑問について、調べてみました。
【天王寺蕪】栽培失敗?
葉ばかり茂るカブに共通する「基本の失敗原因」
カブが太らず葉ばかり茂るのは、カブが根を太らせるのを諦め、「葉を伸ばす」ことにエネルギーを集中させているからです。
一般的に、原因としてまずチェックすべきは以下の3点です。
- 窒素過多:葉を大きくする窒素成分が過剰になり、根の成長を阻害する。
- 間引きの失敗:株間が狭すぎて、カブ同士が太るスペースを奪い合う。
- 日照不足:光合成が足りず、十分なエネルギーを生成できない。
私の菜園では、追肥はせず、間引きも適切に行い(株間15cm)、日照条件も問題ありません。
それでも天王寺蕪の根が太らず、葉ばかりが茂ってしまったのです。

原因を調べていくうちに、どうやら「土の中の状態」と「栽培時期」に問題があった可能性が見えてきました。
太らない・育たない
原因①「土の中の状態」
畑でもプランターでも、毎回同じ深さまでしか耕していないと、その下に土が固く締まった層=「耕盤層(こうばんそう)」ができてしまいます。
この耕盤層は、見た目にはわかりにくいのですが、根がそれ以上深く伸びられない“見えない壁”となります。
「太陽熱消毒のときにちゃんと耕した」と思っていましたが、カブのような根菜は、通常の野菜以上に深くしっかりと耕し、この耕盤層を破壊することが、太らせるための絶対条件でした。
原因②「栽培時期」
天王寺蕪は涼しい気候を好む伝統野菜です。
カブが太り始める「肥大期」が、残暑に当たってしまうと、カブは致命的なダメージを受けます。
- カブの適温: 根の肥大が最も活発になるのは、15℃〜20℃です。
- 高温ストレス: 25℃以上の高温では根が肥大化しにくく、病気も多発します。
【天王寺蕪】栽培失敗?太らない・育たないについて徹底解説!のまとめ
今回の失敗から学んだことは以下の2点です。
耕盤層の完全破壊:
植え付け前に、備中鍬などを使って深さ30cm以上まで徹底的に土を掘り返す。
播種適期:
カブが太り始める時期(肥大期)が確実に涼しい時期に当たるよう、地域の適期に合わせて播種を逆算する。
家庭菜園は失敗から学ぶことばかり。
伝統野菜だからと言って特に育て方に違いはないようです。次はがんばるぞ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
小カブの育て方については、こちらの記事👇
参考元:
・関西大学なにわの伝統野菜
・タキイ種苗株式会社



