【白菜害虫対策】オレンジクイン栽培|種からの成長記録

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今年の秋、初めて「オレンジクイン」を種から育ててみることにしました。

甘みが強く、芯の色が美しいこの品種に惹かれて、挑戦してみたのですが…実際には虫との格闘が始まりそうです。

今回は栽培初期の成長記録と、家庭菜園初心者なりの虫害対策についてご紹介したいと思います。

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オレンジクイン栽培記録

8月下旬:種まきスタート

まだ暑さが残る8月中旬、セルトレイにオレンジクイーンの種をまきました。
この時から、虫よけネットで防御していました。

発芽は順調で、かわいらしい双葉が出てきたときは感動しました。

同じトレイで、キャベツ・レタス・ブロッコリーを育苗していましたが一番元気に早く成長したのがオレンジクイン(白菜)でした。

毎朝の底面給水の水替えと観察が楽しみになり、少しずつ育っていく姿を頼もしく感じていました。

発芽直後の様子

9月初旬:徒長したため、200穴から16穴に植え替えを行いました。
根張りもよくなり順調に育ちました。

9月下旬:畑へ定植

約1ヶ月育てた苗を、畑に定植しました。
事前に太陽熱消毒も済ませ、土の準備は万端。不織布でしっかり覆って、物理的な虫対策も施しました。

10月初旬:葉がレース状に…

定植から1週間ほど経ち、不織布を開けて様子を見てみると、葉がレースのように食べられているのを発見しました。

葉脈だけを残して、柔らかい部分がすっかりなくなっているような葉まであり、ショックを受けました。

このような食べ方の特徴から、原因は「ヨトウムシ」や「コナガ」ではないかと考えました。

どちらも白菜を好む害虫で、特に以下のような点が一致していました:

  • 夜間に活動するため、昼間は姿が見えにくい
    (不織布の中を確認しましたが、姿を発見できませんでした)
  • 葉の裏側や株元に潜み、柔らかい葉を集中的に食べる
  • 食べあとが、葉がレース状になることが多い

太陽熱消毒をしていたため、土中の虫はある程度抑えられていたはずですが、空中からの飛来や不織布の隙間から侵入した可能性があります。

特にコナガは小型で、完全な遮断は難しいようです。

自然派の虫対策を試してみる

できるだけ薬剤は使いたくなかったので、自然素材を使った虫対策を試してみました。

●にんにく唐辛子酢をスプレー
自作した「にんにく唐辛子酢」をスプレーしました。

自作した「にんにく唐辛子酢」
材料は以下の3つです:
・ニンニク(1片)
・米酢(200ml)
・鷹の爪(2本)

これらを瓶に入れて約1ヶ月漬け込み、水で約500倍に薄めて使用しています。

このスプレーは、害虫を寄せ付けない忌避効果や、植物の免疫力を高める効果が期待できます。

●コンパニオンプランツ:マリーゴールドの移植
もうひとつの対策として、隣の畑からマリーゴールドを移植しました。

マリーゴールドは根から分泌される成分により、土中のセンチュウ類を抑える効果があるほか、独特の香りでアブラムシやコナガなどの虫を遠ざける働きも期待できます。

白菜が食害に遭いがっかりしましたが、マリーゴールドを移植したことで畝の雰囲気が華やぎ、気持ちも少し和らぎました。

これからの対応と気づき

今後は、葉の裏までこまめにチェックしていこうと思います。
不織布の下でも油断せず、定期的な観察が大切だと実感しました。

今回の経験を通して、「初心者でも育てやすい」と言われる野菜でも、戸惑うことが起こるんだなと感じました。

でも、失敗も学びのひとつなので、甘くて美味しいオレンジクイーンが味わえる日を楽しみに、これからも試行錯誤しながら育てていきたいと思います。

自然素材を使った虫対策の効果や栽培記録も引き続きお伝えしていきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。


参考元:
ヨトウムシが白菜にもたらす被害とは?「ベジパレット」
白菜に発生するヨトウムシに使える農薬 | 農家web

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