夏野菜の栽培がそろそろ終盤となり、畑は秋冬の準備へと切り替えの時期を向かえようとしてます。
私の菜園でも太陽熱消毒と秋冬野菜の作付け計画を考えてみました。
このブログでは、作付けのポイントや連作障害への対策、リレー栽培の工夫などを紹介しています。
家庭菜園 太陽熱消毒と作付け計画
太陽熱消毒とは
太陽光の熱を利用して土壌を消毒する方法です。
夏の暑い時期に、畑の土壌表面を透明なビニールシートで覆います。
これにより、太陽の熱がビニールで閉じ込められて、土の中の温度がぐんと上がります。
期待される効果
●土壌中の病原菌の抑制
●害虫の駆除
●雑草の発芽抑制
農薬を使わずに、土壌環境を整えることができます。
やり方
1.残渣を除去する
2.畝を平らに整えてたっぷり水をまく
3.厚手の透明マルチを密着する
4.4週間程度行う
土を休ませることは、秋冬野菜のために重要ですね。
作付け計画
後作の野菜を選ぶ時は、同じ科を避ける連作障害対策と、前作の性質(肥料の消費量・害虫の出やすさ)との相性を意識しましょう。
連作障害の回避
同じ科の野菜は避けましょう。
野菜には「科」があります。同じ科に属する野菜を続けて育てると、土壌が特定の養分不足になり、育ちが悪くなることがあります。
相性の良い組み合わせ:前作とのバランスで選ぶ
前作が肥料をよく使う「肥料食い」だった場合は後作には比較的肥料が控えめでも育つものにしたり、
前作で害虫の発生が多かったら、後作ではその虫がつきにくい野菜を選ぶなどしましょう。
秋冬野菜の植え付け
まーちゃんガーデン 畝①
【現在】
なす×4本 ゴーヤ×3本
ナスは8月下旬まで収穫し、9月初旬から太陽熱消毒を行い、10月初めに作付け開始予定です。
このころはまだ土壌温度が高く日照時間もたっぷりなので、太陽熱消毒に適した時期と言えます。
【秋冬野菜】
キャベツ (春菊) 白菜 大根・人参
●キャベツ(アブラナ科)
●春菊(キク科) 防虫効果
●白菜(アブラナ科)
●大根(アブラナ科/長期育成)
●人参(セリ科/深根・長期育成)
まーちゃんガーデン 畝②
【現在】
オクラ(密植)ミニトマト×3本 万願寺とうがらし 枝豆
こちらは先に収穫を終了させて8月下旬から太陽熱消毒をスタート予定です。
【秋冬野菜】
小松菜→水菜(リレー栽培) ブロッコリー 人参 かぶ(2回転)
●小松菜→水菜(アブラナ科/リレー栽培)
●ブロッコリー(アブラナ科)
●人参(セリ科/深根・長期育成)
●かぶ(アブラナ科/短期育成)
ポイント👉
生育期間や害虫対策を考え作物の配置を決めています。
リレー栽培を取り入れ、秋から早春まで家庭菜園を楽しめるように工夫しました。
まとめ
まーちゃんガーデン 秋冬バージョン(予定)は、下記の通りです。
オーナーさんからGOをもらえたら完成です。

●太陽熱消毒を畝②→畝①の順でタイミングを少しずらして、無理なく作業を分散。
●春菊や人参など虫のつきにくい野菜を混ぜ、多様性のある畝に。
●リレー栽培の工夫で、収穫の楽しさが長く続く菜園に。
初心者の私が調べた稚拙なブログですが、皆さんの菜園の参考になればうれしいです。
参照元: Wikipedia・ベジルナ・家庭菜園をデザインする