「超密植栽培」で育てているオクラは、今のところ虫害もほとんどなく順調に背丈を伸ばしています。
収穫も好調で、週に2回、1回あたり10本前後のオクラが採れています。
ところが今朝、今まで元気に広がっていたオクラの葉が細くなっていることに気づきました。
オクラの葉が細くなってきた…そんなとき、どう対処したらいいのかについて調べてみました。
このブログでは、オクラの葉が細くなる原因を解説しつつ、私の菜園で取り組んでいる密植栽培の様子も紹介しています。
オクラ 葉っぱ細い
葉が細くなった時の原因と対処法
オクラの葉は、拳のように大きく広がるのが特徴です。
ところが葉が細くなったり小さくなったりする場合は、オクラからの「SOS」で、以下のような原因が考えられます。
1.肥料不足
オクラは多肥を好む野菜です。
肥料が不足すると葉が細くなって切れ込みが深くなります。
対処法:
液体肥料や、即効性のある化成肥料を与えます。
また、収穫期には、2~3週間に1度追肥を行っていきます。
2.水分不足
真夏の高温期には多くの水分が必要です。
水分が不足すると、葉がしおれたり細くなったりします。
対処法:
朝か夕方の涼しい時間帯に、たっぷりと水を与えましょう。
特に乾燥が続く日は注意が必要です。
3.病害虫の被害
アブラムシやハダニなどの害虫が葉の裏に潜んでいると、葉が縮れたり細くなることがあります。
対処法:
葉の裏をこまめにチェックし、必要に応じて防虫ネットや、酢スプレーを使用しましょう。
密植栽培の肥料切れと収穫量について
肥料切れの追肥は「堆肥」
私の菜園ではオーナーさんの方針により、化成肥料は使わず、追肥はすべて「堆肥」で行っています。
土壌の微生物環境を大切にし、野菜本来の力を引き出すためだそうです。
追肥について、私の菜園では2週間ごとに堆肥をすき込む計画でしたが、葉の変化を見て急きょ1日早く行うことにしました。

即効性のある化成肥料には劣るかもしれませんが、じわじわと効いてくれる堆肥は、オクラのように長く収穫を楽しめる野菜にはぴったりかなと思っています。
収穫量について
私の菜園では1ヶ所に9本、もう1ヶ所に8本と超密植栽培をしています。
今のところ、週に2回、1回あたり10本前後のオクラが採れています。

オクラは1株に30個ほどの実がなるそうですが、密集栽培にしている効果か少しゆっくり結実しているので、消費に見合った収穫ペースとなっています。
オクラの密集栽培は、限られたスペースでたくさんの収穫が期待できる方法ですが、オクラの変化を見逃さずに肥料切れにならないように追肥をしていくことがとても大切になると感じています。
最後までお読みいただきありがとうございました。